シェ イスタジアム(2)

2004/07/04(日) 13時10分、シェ イ・スタジアム(日本時間05日 02時10分

ニューヨーク・ヤンキース対ニュー ヨーク・メッツ
2日連続のシーソーゲーム! 秀喜は マルチ、稼頭 央は盗塁決める

交流戦メッツ−ヤンキースの「地下鉄シリーズ」第 6戦は、メッツが6−5で勝ち、3連勝した。
1997年から始まった交流戦で、メッツがヤンキースに3連勝したのは初めて。
 松井稼は「1番・遊撃」で先発し、3打数1安打1得点。

一回に四球で出塁し先制のホームを踏んだ後、左前打、四球、中 飛、投ゴロだった。メッツは4連勝。
 ヤンキースの松井秀は「5番・左翼」で先発し、3打数2安打。
内容は四球、中飛、左前打、左中間二塁打。ヤンキースは今季2度目の3連敗。



















































3連勝で評価一変−メッツ支えた松井稼

バッテリーの意図に惑わされない1番打者がいた。
1ストライクから外の誘い球に乗らずにカウント1−3とする。続く2球をカットして7球目で一塁に歩いた。
一回、メッツの攻撃は松井稼の四球で始まった。
 続くジールがエンドランで空いた一、二塁間を抜いて一、三塁に。
ピアザの左飛で松井稼が本塁に帰った。
「内容が良くなってきている。いいイメージで球をとらえられている。何でか分からないんですけど…」。
二回には左前打、四回にも四球を選んだ。
 全米が注目するヤンキースとの3連戦で12打数6安打。
7得点を挙げた。3連戦が始まる前と後で、選手としての評価は完全に変わったと言っていい。
日本のファンが知る巧打の松井稼がメッツを引っ張った。
 「地下鉄シリーズ」でメッツは初めて3連戦3連勝を果たした。
「去年は楽しいとは言えなかったからな」。
ハウ監督は6連敗だった昨年に触れて笑った。
攻撃の中心に居続けた日本人ルーキーは、監督の目にどう映ったのか。
「この舞台を楽しんでいたな。ニューヨークの人びとに、何ができるかを見せた」







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